こんにちは!
今回は金沢八景にある船釣りの老舗「金沢八景 弁天屋」さんにお邪魔して、タチウオ釣りにチャレンジしてきましたので、そのレポートになります。
タチウオ釣りの中でも「テンヤタチウオ」という釣り方にチャレンジしました。
テンヤタチウオってなに?
釣れるの?釣り方のコツが知りたい!
こんな疑問をお持ちの方におすすめの記事になります。
- 初心者でも船頭さんが釣り方を丁寧に教えてくれるので安心!
- 竿先に集中していなくてはならず、難易度高め!
- タチウオは捌きやすくて焼いても刺身でも美味しい!
2021年10月25日でのレポートになりますので、参考になれば幸いです。
それでは、よろしくお願いします!
船釣りの老舗「金沢八景 弁天屋」について
神奈川県横浜市の金沢八景駅が最寄りの東京湾での船釣りが楽しめる1937年創業の老舗の釣り船。
受付や船頭さんの対応も気さくなので、初心者でも安心して楽しむことが出来ます。またレンタル品等が充実しているのも安心できるポイント。
都内からのアクセスの良さもあり、人気の釣り船です。
予約状況はホームページで確認でき、予約は電話でのみの受付となっています。予約は前日の20時まで対応してくれるので、急に行けるようになった人にも嬉しいですね。
利用案内・アクセス
住所 | 〒236-0027 神奈川県横浜市金沢区瀬戸2-22 |
電話 | 045-701-9061 |
営業時間 | 5:30~18:00 |
予約受付時間 | 8:00~20:00 |
交通案内 | ・電車の場合 品川駅から約45分、「金沢八景駅」から徒歩3分ほど ・横浜横須賀道路・朝比奈出口より 金沢方面へ向かい、R16を左折し「瀬戸神社前」を右折 ・横浜横須賀道路・堀口能見台出口より 堀口能見台出口を降り「能見台東」を左折、T字路「堀口」を左折。R16を直進し、「瀬戸神社前」を左折 ・首都高速湾岸線・幸浦出口より 幸浦出口を降り「金沢柴町」を右折し直進、T字路「帰帆橋」を右折し、「洲崎町」を過ぎ約200m(R16手前) |
タチウオとは
タチウオはスズキ目サバ亜目タチウオ科に属する魚類で、その外観が太刀に似ていることから「太刀魚(タチウオ)」と名付けられたそうです。あるいは水面の獲物を狙い垂直に立って泳ぐ習性から「立ち魚」とも。
体長は150cmから最大で234cm。銀色に輝く美しい体を持っていて、ウロコがありません。また尾びれ、腹びれがなく、鋭く尖った歯をしていることも特徴。
その鋭い歯でイワシや小アジなどの小魚を食べる「フィッシュイーター」で、「海のギャング」と呼ばれているとか
ヒエッ!
一方でスーパーでも店頭に並んでいて、淡白な味わいの白身魚としても人気です。
旬は7月~10月頃までで、ウロコや尾びれ・腹びれがないので捌きやすいのも人気の秘訣です。
臭みが少ないので刺身でも良し、焼き魚や煮付けでも楽しめる万能な魚でございます。
ただし背びれが大きいのと小骨が多いことは注意。
テンヤタチウオとは
テンヤとは針とオモリが一体となった船釣り用の仕掛けのことです。タチウオテンヤと読んだりもするようですが、弁天屋さんではテンヤタチウオでした。
40号前後のヘッド(オモリ)が付いた一本針にイワシやサンマなどのエサを巻き付けて船上からタチウオを狙います。
シンプルな仕掛けながら、テンヤのアクション(誘い方)一つで釣果が大きく変わるのが楽しみだとか(引用:go-fish-net)
テンヤのセット方法や誘い方は船頭さんが教えてくれるので、あらかじめ初心者であることを伝えておきましょう!
釣りの記録
ここからは当日の釣りの記録をご紹介します。
友人5人とグループで行きましたが、釣果は0~6匹でした。最大で11匹釣れた猛者もいたようです。
金沢八景駅に始発で到着して釣り船に乗り込む
私の最寄り駅からは始発で6時39分に金沢八景駅着でした。駅から徒歩5分ほどで「弁天屋」の看板が見えてきます。
お店に入ると、受け付けする前に
自分が乗る船に荷物置いてきな~
と教えてもらいます。船には「タチウオ」などの看板があるので、それを目印に乗り込みます。船には船長さんがいらっしゃるので、席に案内してもらえます。
そして荷物を置いたら受付に行ってレンタル品と仕掛け(テンヤ)の購入を合わせて支払いをします。支払いをすると氷券をもらえる(一人一枚)ので、クーラーボックス用の氷をもらいます。
レンタル品などを持って再び船内へ行き、船に置きます。
続いてライフジャケットと長靴を借りにいきます。友人はクーラーボックスがなかったり小さかったですが、クーラーボックスも借りることができます。これらは無料で借りることができます。
以上の準備を済ませたら、朝ご飯を食べたり酔い止めを飲んで出航を待ちます。
トイレは船内にありますが、すませておいた方が安心ですね!時間になったら
いざ!出航~!
朝焼けの東京湾を進んで行きます
丁寧にやるのが大切!テンヤの作り方
20分ほど進んで落ち着いて来ると船頭さんがレクチャーをしてくれます。まずはテンヤの作り方から。
頭を落として内臓が取れているイワシがいくつか用意してくれていますので、それをテンヤにセットしていきます。
まっすぐ中心が来るように上からイワシを差していき、ワイヤーで身を固定していきます。尻尾の方からワイヤーを巻いていき、頭の近くはきつめに巻くのがコツだそうです。
余ったワイヤーは頭の下に巻くようにしましょう!
これでテンヤの完成!
現地に付く前にいくつかテンヤを作っておきます。
釣り開始!タチウオとの闘い
出航から40分ほど経ってポイントに到着しました。ここで船頭さんが釣り方をレクチャーしてくれます。
まずはテンヤを海に落としていくんですが、ポイントに着くと船長が
60~70mでお願いします!
と言うのでを聞き漏らさないように!これはレーダーが反応している水深だそうです。
ではどうやってその深さまでテンヤを下ろしていくのかと言うと、釣り竿のリールに注目します!
リールの糸は10mごとに色が変わるようになっているので、色を見て60~70mになるように垂らしていきます。
目標の深さまでテンヤを下ろしたら、いよいよタチウオを誘っていきます。
誘い方は竿をくいっくいっ!っと大きく振って3秒ほど待つ。反応がなければ少し巻いてまた振る。これを繰り返していきます。
これがめちゃめちゃ大変!
そしてタチウオが食いついた時の反応がとてもわかりづらく、竿先がぴくっとなって一瞬浮いた後に沈んでいきます。
船頭さんが最初にレクチャーで一匹釣りあげたんですが
見ていても全くわかりませんでした…
ポイントを変える時に一度竿を上げるんですが、その時に実は食われていたりして気が付かずなんてことも。
食いついても手応えで感じるのは難しく、とにかく竿先に集中しているのが大切とのこと。竿先が動いたと思ったらとりあえずリールを巻いてみると途中で手応えを感じることがあります。
これを繰り返していくと、なんとなく竿先の様子の変化をつかめるようになると思います。
そして何回も繰り返していき、ついにっ!ヒットを確認!!!
めっちゃ重いっ!!!
リールを巻くのがすごい大変ですが、頑張って巻いていくとタチウオが水面から顔を出します!
ここでリールを巻ききると竿が壊れてしまうので注意!竿を引いて船上にタチウオを引き込みます。
釣りあげて綺麗な銀色のタチウオをゲット~!
すごい暴れるので針を外して手早くクーラーボックスへ
持って記念撮影してる人ってどうやってるんだろう??
そんなことを思いながら、13時半くらいまでポイントを何回も変えて釣りを楽しみました。結果は3匹!
一緒にいった友達は釣れていない人もいたので、なかなか難しいようでした。途中誘うのも船頭さんにやってもらいましたがかからずでしたので。
ちなみに私はSHIMANOの26Lのクーラーボックスを持っていきましたが、折りたためばタチウオを入れてそのまま持って帰ることが出来ます。これより小さいと厳しいかもです。
家に帰ってタチウオを調理!刺身&焼きで最高の味をいただく!
家に帰り、タチウオを捌くことに!今の時代はYoutubeを見ながらできるのがとても便利ですね!
今回は「寿司職人Yoshi」さんのの動画を参考にしました。
動画がありながら初心者の私は3匹捌くのに2時間半ほどかかりました…
それでもタチウオは捌くのが簡単な方なんだとか。魚屋さんはすごいなぁなんて感心しつつ、完成!!
じゃん!!!
微妙な盛り付けになってしまいましたが、初めてにしては上手くできたのではないでしょうか!?
銀色が美しいですね~
頭側(上半身)は刺身に、尾側(下半身)は塩焼きでいただきました。
淡白ですが脂があって、弾力がすごい!美味しい!!
やはり釣りたては最高ですね!特に私は塩焼きが美味しいと思いました。
まとめ:テンヤタチウオは初心者には難しいが、弁天屋では丁寧に教えてもらえるので安心してチャレンジできる!
いかがでしたでしょうか?
テンヤタチウオはちょっと難易度が高めかもしれないですが、弁天屋さんでは親切に教えてくれます。
そして何より釣りたてのタチウオは最高なので、初心者の方もぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
実は私も釣り船は今回が初めてでした!
また京急線に乗った電車旅の紹介も別ブログでしていますので、ぜひ合わせてご覧いただけるとより釣りも楽しめるかと思います!
それでは、ありがとうございました!
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